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青葉区

公開日:2011.02.10

描いた魚が街走る
清野(せいの)くん(美小1年)の絵が神奈中バスに

  • ▲ サメやエイなどが描かれた街を走るラッピングバス

  • ◀「将来はお笑い芸人になりたい」と笑顔を見せる清野大地くん

 美しが丘小学校1年生の清野大地(せいのだいち)くんが描いた魚の絵を元にラッピングされたバスが、青葉区内などを走っている。



 このバスは、神奈川中央交通(株)の大和営業所管内を走るもので、昨年10月から区内を走るようになった。



 昨年行われたバスフェスタ2010(主催/社団法人日本バス協会)の『バスのデザインコンテスト(応募総数1002点)』で、清野くんの応募作品が国土交通大臣賞を受賞。その作品を原画として、バスのデザインが描かれている。



 運行ルートは、町田ターミナル〜青葉台駅を往復する路線。その日のダイヤによって走らない日もあるが、1日に2回程度青葉区内で走る姿を見ることが出来る。運行期間は今年の10月頃までの予定となっている。



小さな芸術家



 両親がデザインの仕事を手掛け、日常的に絵画にふれ合う環境で育った清野くんは、3歳頃から描くことに興味を持ち始める。



 幼少期通っていた、あざみ野白ゆり幼稚園の白井三根子園長によると「幼稚園で配布する自由画帳に大好きな絵をいっぱい描いてました。年長さんの頃には、動きのある立体的な作品を描いて、よく見せてくれました」と小さな頃から才能を見せていた。



 サメなどの魚が大好きで図鑑をよく見ている清野くんは、「海の中を走っているバスをイメージして作品を描きました。賞をもらって嬉しかった」と話した。

 

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