青葉区医師会の会長に就任した 西川 真人さん あざみ野在住 53歳
より良い医療体制の確立へ
○…副会長を8年務めた実績を評価され、新たに青葉区6代目の医師会長として人口30万都市の健康を守るリーダーに選ばれた。「医師会・歯科医師会・薬剤師会の三師会や地域住民と連携し、地域医療の発展に寄与していきたい」と今後を見据える。地震など急な災害の発生から地域住民の医療体制を守るため、すでに『災害時救急医療のしおり』を見直し、昼夜における医師の出動体制などをまとめ直した。医療チームのリーダーとして早速、陣頭指揮をとった。
○…出身は福井県。祖父の代から続く医師の家系で、実家は外科を営む病院だ。夜遅くに父が救急患者を診たり、自宅で行う診察を見るなど日常から医療現場と隣り合わせで生活してきた。「子ども心に自然と自分も医師になるんだと思った」と幼少期を振り返る。現在は、父があざみ野に開院した『西川内科・胃腸科』の院長としてクリニックで、多くの地域住民を診察し健康を見守っている。
○…家族構成は妻と長男、長女の4人。この春に大学1年生になった長男も医師を目指し医学部へ進学。「やっぱり嬉しかった」と満面の笑みを見せる。医師会長のほか、聖マリアンナ医科大学の非常勤講師や昭和大学部医学部兼任講師としての顔も併せ持つ忙しい日々。「患者の病気を診察するのに自分が健康でなければ」と週2回通うフィットネスで息抜きを兼ね健康管理を行っている。
○…「『ありがとうございました』と患者様に感謝される仕事、一人でも多くの患者を診てあげたい」と始めた訪問診療。現在、木・金曜日の午後や平日の昼休みに時間を見つけ在宅医療に力を注ぐ。医師会としても療養介護者へ、より良い医療サービスを提供するため、区内奈良地域へ新たに訪問看護ステーションを設立する活動も行っている。「医療・保健・介護など市民生活を支える活動をしていきたい」と今後の目標を語った。
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