江田駅周辺商店会の初代会長を務める 齋藤 篤彦さん 荏田北『シリコンデバイス株式会社』社長
江田に『友だちの輪』広げる
○…「江田駅周辺だけ商店会がないのが常々不思議だったんですよね。今年の区制20周年を江田も含めた区全体で祝えれば、と思って」。その思いから、区内15団体目となる商店会を立ち上げた。テーマは「友達になろうよ」。異業種交流会やイベントを通じて、店主だけでなく、従業員や区民が友だちになれる環境づくりを目指す。「街でお互いが笑顔であいさつができるようになれば、毎日が楽しくなると思います」。江田に携わる人の輪を広げ、楽しい街づくりをしていく。
○…千葉県市川市出身。好奇心旺盛な性格で、小学生と高校生の時には新聞部に所属。高校では記事を書くだけでなく、学級新聞に載せる広告営業も任され、学生ながら10万円の予備校広告を受注したこともある。「ここから私の営業マン人生が始まりました」。大学卒業後、在籍していた理工学部の知識を生かし、半導体のメーカーや商社に就職。全国やアメリカなど国内外を営業で回った。半導体輸入商社の社長を務める現在も、営業で中国や韓国、アメリカなど国内外を飛び回る。「中国人や韓国人の従業員も働いています。小さな国際企業ですよ」。
○…趣味は日曜大工。「なんでも自分でやろう、自分で直そうと思って」。ベランダやテーブルづくりから、シンクなどを買ってきて、自宅の庭にキッチン台を作ってしまうほどの本格派。そのキッチン台を使い、親戚を呼んでバーベキューを開催し、自ら肉を焼く立場に回る。「今度は地域の人を呼んでやりたいですね」
○…商店会として、まずは商店会会員やそのイベントの参加者を増やす仕掛けを考える。1月11日には、新年会として商店会発足以来初めてのイベントを行い、約30人の地域住民などが参加。「予想を超える人数でした」と活動の手ごたえも感じた。「江田はゆったりしていて、ユニークで魅力的なお店がある。ほかとは少し違う商店会を作っていきたいです」
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