神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

東日本大震災の医療ボランティアとして100回以上、現地に通っている 岩井 亮さん 上谷本町在勤(医師) 52歳

公開:2016年5月12日

  • LINE
  • hatena

元気に楽しく朗らかに

 ○…東日本大震災直後の5月から3カ月間、被災地の避難所で医療支援に従事した。医師として被災地と関わり続けたいと、2012年5月から定期的に気仙沼市の仮設住宅に通い、健康相談や血圧測定などを実施。整体師やギタリストなどさまざまな人と幅の広い支援を行っている。

 ○…医師を志したのは高校生の時。当時「登山家になってエベレスト登頂を果たしたい」と夢を抱き、ワンダーフォーゲル部で鍛錬を重ねていた。しかし、2年の時に突然、自然気胸に。強い痛みに襲われたが、病院で処置をしてもらうと驚くほど簡単に痛みが治まった。「この時に『医者っていいな』と思った。それまでは医者のことを胡散臭いと思っていたんだけど」

 ○…阪神・淡路大震災の時にニュースで目にした映像に衝撃を受け、初めて震災ボランティアに参加。この時から「できることがあるなら何かしたい」との思いを強くしたという。東日本大震災では、今春で現地入り回数が100回を超えた。この経験から実感した最も大切なことは”被災者との信頼関係”だ。「相手が求めていることを良い形で差し出す。そのためには『できることがあればさせて頂く』というスタンスが大切」と意識しながら取り組んできた。現在の活動も、自身を現地コーディネーターの「手駒」と捉え「現地の人にもういいと言われるまで続けていく。やりたいことをやっているから苦ではない」と話す。

 ○…14年前、みたけ台に「いわい整形外科・ペインクリニック」を開院。医師を目指すきっかけとなった「痛み」をとる専門医として日々患者と向き合う。「痛みは身体の異常を教えてくれる信号、体の声」。医師として相手の要求になるべく応え、嗜好品の禁止など嫌がることはしないというスタンスを貫く。モットーは「元気に楽しく朗らかに生きる」。その実現に向けて、青葉でも被災地でも、患者に寄り添っていく。

青葉区版の人物風土記最新6

川本 泰之さん

6月1日、2日に行われる第43回横浜開港祭実行委員会の委員長を務める

川本 泰之さん

中区在住 35歳

5月23日

岩田 武司さん

4月1日に2024年度神奈川県弁護士会の会長に就任した

岩田 武司さん

中区山手町在住 57歳

5月16日

綱河 功さん

青葉土木事務所の所長に着任した

綱河 功さん

横須賀市在住 58歳

5月9日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

5月2日

山下 侑哉さん

第7回介護施設AWARD2023 で大賞を受賞したスタジオ&カフェBALENAで施設長を務める

山下 侑哉さん

宮前区在住 31歳

4月25日

宇多(うだ) 範泰さん

4月1日付で青葉消防署長に着任した

宇多(うだ) 範泰さん

旭区在住 53歳

4月18日

春の大感謝祭開催中

5月23日(木)2部開催!第3回LIVEコマース配信!最大20%OFFのお得市

https://www.pcjungle.jp/fs/usedpc/c/pcjspth

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.11 悪徳業者は口コミサイトで見抜け!

    5月23日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook