青葉区版 掲載号:2018年1月11日号
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1%の力集めて次世代へ  小池区長インタビュー

政治

魅力あるまち「青葉」を語る小池区長
魅力あるまち「青葉」を語る小池区長

 本紙では新春企画として青葉区の小池恭一区長に区政インタビューを行った。区長はまちの特性を生かした独自の取組「青葉クオリティプロジェクト」の進捗やまちづくりについて思いを語った。

(聞き手/青葉区編集室編集長・佐藤信彦)

新たなスタート

 ―就任3年目となります。昨年の振り返りを。

 「昨年末に、2019年をピークに横浜市の人口は減るとの推計が出ています。まだ北部は現状維持か、増えていきますが、将来的には当然減っていきます。人口が減ると、ますますどこに住むか、その選択眼は厳しくなってきます。そんな時代にあっても今の青葉と同じように魅力的な、また、住みたいと思って頂けるまちであり続けられるように『青葉クオリティプロジェクト』を16年度から進めています。

 このプロジェクト自体はまちの魅力づくりなど5本の柱で進めており、その枠組みに基づき、事業を推進しました。昨年は、人口減少社会に耐えうる青葉のスタートが切れた年かなと考えています」

区民協働の取組進む

 ―クオリティプロジェクトの中でも「あなたの力の1%をあおばの未来に!」と題して区民協働の様々な事業が進められました。

 「これからは人口が減少し、かつ高齢化が進みます。みんなが少しずつ助け合わないとあらゆる施策が機能しません。1%というのは時間に換算すると1週間で約100分。その時間を得意なことでいいので、自分のためだけじゃないことに使ってもらえないか、とお願いしています。夢物語のようですが、それが実現できないと次世代にまちとして生き残れない。逆に青葉でそれができれば、大きなまちの付加価値にもなるのではないでしょうか。特に青葉は人材が豊富。そのお力を発揮して頂けないともったいないと考えています。

 今年度はシニアパワーを活用し、中高生とまちの魅力づくりに取り組む『市ケ尾ユースプロジェクト』、地域の担い手を育成する『セカンドキャリア・地域起業セミナー』、地域活動の始め方を学ぶ『あおばdeスタートセミナー』の3事業を進めました。それぞれ、こども家庭支援課、高齢・障害支援課、福祉保健課の事業ですが、ジャンルの違う課が統一的なテーマで連携・推進している事業は、横浜市でも初めてではないでしょうか。

 来年度はシニアパワーを『ソーシャルパワー』と言い換え、若い力にも期待したいと考えています。区役所全体としても、それぞれの課がそれぞれの事業の中で、区民の皆さんの1%の力を引き出せるか、そして、その力をつなげて大きな力にできるか。それを目標にしています。

 今年度は5本柱の1つ、『花と緑プロジェクト』を実施し、昨年春には『フラワーネックレス青葉』と題して花と緑あふれるまちづくりに取り組みました。区民総ぐるみで、青葉の潜在的な力を発揮できた事業だと思っています。改めて区民の皆さんのご協力に感謝しています。また、来年度は花と緑プロジェクトについても地域の方が1%の力を使い、中心となって、花と緑をまちに広げていく活動となるようにできればと思っています。加えて、子育て世代や子どももより参加できるようにしたいと考えています。そういった活動を通じて、子育て層が青葉に住みたいと思ってもらえるようにしていかないといけません」

アプリとラジオで防災対策

アートのアーカイブ化も

 ―防災関係の取組は。

 「区民の生命、財産を守るという一番大事なこととして継続して取り組んでいます。特に昨年度はFMサルース(84・1MHz)と協働で被災時などの緊急時にラジオ放送に割り込み、区の情報を伝える「青葉区版防災情報伝達システム」の仕組みを整えました。また、有事の際は自動的にラジオが起動し、放送を受信する『防災ラジオ』を自治会町内会などに配布、設置しています。今年度は医療機関や小中学校にも防災ラジオの設置を進めました。また、FMサルースの協力を得てスマートフォンアプリを導入。青葉の災害・緊急情報を配信できるようになっています。災害時は様々なチャンネルから情報を得る必要がありますが、青葉の場合はほかの地域にはない、防災ラジオとアプリが力を発揮します」

 ―青葉の食の魅力を発信しようと昨年度から、美味しいお店を選ぶ「青葉ブランド」を始めています。

 「昨年度は認定委員会により19店舗(現在18店舗)が選ばれました。今年度はブランド周知も進み、夏頃に区民の皆さんからお店の情報を募集したところ、昨年度に比べて2倍以上の推薦が寄せられました。2年目ですが、青葉の食の魅力はまだまだあるという印象です。1月21日に東急百貨店たまプラーザ店で認定委員会の石坂浩二委員長が第2回の認定店を発表する予定です。乞うご期待です」

ラフールにサテライト

 ―まちづくり分野では。

 「現在、地域子育て支援拠点『ラフール』が青葉台にありますが、そのサテライトが3月に市ケ尾町(1152の8/市が尾駅徒歩4分)に開所します。0歳から未就学児、妊婦さんらが交流できるスペースがあり、子育て相談を区役所至近の市ケ尾町でも受けることができるようになります。

 また、区内の美術、芸術資産を調査し、スマートフォンやパソコンで見ることができるようにする『AOBAデジタル・アートミュージアム』を3月にリリースします。青葉に縁のある日本画家の中島清之氏の作品などのほか、区内に点在する絵画や彫刻、オブジェをアーカイブしています。青葉には美術作品がたくさんあるのに、知られていない部分もあります。これも青葉の魅力として発信していきたいですね。

 一方、田園都市線の開通から50年が経ち、駅前の再開発などについて東急電鉄など関係機関と方向性を考える必要も出てきました。また、市営地下鉄も新百合ヶ丘駅まで延伸させる方向性となっています。将来のグランドデザインを含め、この10年が大事だと思っています」

次の時代のために

 ―区民へメッセージを。

 「繰り返しになりますが、憧れられるまちであり続けるために、みんながちょっとずつでも助け合っていく文化が必要です。これからは独居も増えてくると思いますが、人間ひとりでは生きていけません。人間同士の関わりがないと、幸せな生活とは言えないのでないでしょうか。手伝い合い、絆づくりをし、向こう三軒両隣の精神を再生させなければいけないと思っています。ぜひ、次の時代も住み続けたい魅力的な青葉であり続けるために、皆さんのお力をお借りしたいと思っています」
 

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