風に乗り、くるくると舞う紙ヒコーキ――。鉄小学校では2月10日、毎年恒例の手作り紙ヒコーキ大会が開催された。
主催は中里連合自治会(澁谷要会長)。以前は市の大会の予選として行われていたものだが、地域交流や親子のふれあいを目的に大会廃止後も続けられ、この地域では30年以上となる。連合自治会内の鉄、黒須田、あざみ野第二、市ヶ尾小学校の児童をはじめ、大人も含めて約180人が参加した。紙ヒコーキの型紙が事前に配布され、それぞれが手作りして練習を重ねてきたという。
大会は学年ごとに行われ、1人2回ずつ紙ヒコーキを飛ばして滞空時間の長さで競われた。参加者は自分の順番が来ると、周囲の声援を受けながら独自のフォームで精一杯紙ヒコーキを飛ばしていた。10秒超えの記録を叩き出す人もおり、大いに盛り上がりを見せていた。6年生で優勝した杉浦匠海(たくみ)君は「全部が楽しかった」と笑顔をみせた。
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