青葉区版 掲載号:2018年5月31日号
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オープン4年を迎える起業家支援拠点「まちなかビズあおば」を運営する 坂佐井 雅一さん 荏田町在住 47歳

「起業」通し地域をつなぐ

 ○…「地元でビジネスをすれば、地域のことが『自分ごと』になる。それがまちの活性化につながっていく」。働き方の提案や起業支援を行うNPO法人協同労働協会「OICHI(オイチ)」の理事長として美しが丘に起業家支援拠点をオープンしてまもなく4年。多様な働き方が叫ばれる昨今、会員数は年々拡大。世代を超えた地域での人脈づくりをサポートしている。

 ○…4人きょうだいの一番上として生まれ、3歳から横浜に暮らす。小4で始めたサッカーではキャプテン、クラスでは学級委員を務めるなど「矢面に立ちたがるタイプ」。「手を挙げればなれたから」と謙遜するが、周囲の思いをくみ取り、上に意見する正義感はこの頃から。美容機器の卸会社でマネジメントをしていた頃は社長とぶつかり、辞めろと言われるほど本気で怒らせたことも。ただその経験が、会社に依存しない生き方を模索するきっかけにもなった。

 ○…仲間とともにオーディオブックを制作し「週末起業家」として表彰されたのは38歳のとき。活動が認められ、会社の許可を得てNPOを立ち上げ二足のわらじを履く中で、近所の公園が突然閉鎖されたことが地域に目を向けるきっかけになった。「よく行っていたのに何も知らなかった」。まちの情報をどう得るのか、地域とつながるにはどうしたらいいのか。手探りで始めたあざみ野での異業種交流会は、飲み会の枠を越え継続して5年。参加者同士の業務提携なども実現し、文字通り人と地域を結んでいる。

 ○…昨年独立し家庭の時間が持てるようになった、と笑顔。思春期の娘と小2の息子「2人のために生きている」子煩悩なお父さんだ。苦楽を共にし、影で支えてくれる夫人への感謝も忘れない。地域をつなぐ力の源は家族にあるようだ。

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