神奈川県内で発生した今年の交通事故による死者数が、3月15日時点で42人となり、全国ワーストとなっている。前年同日比で19人の増加と急増していることも踏まえ、神奈川県警は3月23日から29日まで県下一斉で交通事故対策を強化する。
対策の内容は情報発信による啓発と交通取り締まりの強化。特に交差点で重点的に危険な走行がないか等を取り締まる。青葉警察署交通課の池田亮一警部補は「自動車が右折する際、直進してきたオートバイ等二輪車と衝突する事故が増えている。また歩行者の乱横断も多い。運転者、歩行者それぞれ注意を」と呼び掛ける。
同署によると、15日時点で区内の交通事故による死者はいないが、区内でも道路横断中に事故に遭うケースが増えているという。青葉区は246号線や環状4号線など主要な道路が多い上、免許の保有率が横浜市内で2番目に高いことなどから、交通量も多い地域。事故の発生は圧倒的に夜間が多く、「暗くても見える反射材を靴やカバンなどに付けてほしい」と池田警部補。
「歩行者側も道路は横断歩道でも安全ではない。自分の身を守るのは自分と意識し、青信号でも左右をよく見て渡ってほしい」と話す。
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