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公開日:2026.04.02

恩田で川崎町田線が開通 次世代に安全な道路を

  • 今回の開通区間(上)と関係者によるテープカット

    今回の開通区間(上)と関係者によるテープカット

 横浜市が整備を進めてきた都市計画道路「川崎町田線」の恩田地区約1Km区間が完成し、3月25日に現地で開通記念式典が盛大に執り行われた。翌26日の供用開始により、慢性的な交通渋滞の緩和と、通学路の安全性向上に大きな期待が寄せられている。

 今回開通したのは恩田町付近の約1150メートル区間。同地区ではこれまで、平面交差する東急こどもの国線の踏切がボトルネックとなり、激しい交通渋滞が常態化していた。加えて歩道が未整備な箇所が多く、通学児童をはじめとする歩行者の安全確保が喫緊の課題となっていた。1996年の事業着手から一時の中断を経て、約30年の歳月をかけて地域の悲願が達成された。

市初の自転車道

 新たな道路は、鉄道の下をくぐる「アンダーパス方式」を採用。踏切を回避することで円滑な走行が可能となった。また、市初となる「独立した自転車道」を整備したことも大きな特徴。歩行者、自転車、自動車の動線を完全に分離することで、全世代が安心して通行できる高規格な道路へと生まれ変わった。

 式典当日、冷え込みの厳しい雨天にもかかわらず、地域の自治会関係者や工事関係者らが多く参列した。

 主催者を代表し、鈴木和弘副市長は「30年にわたり多大なるお力添えをいただいた地域の皆さま、議会の先生方に心より感謝申し上げる。この都市基盤が横浜の持続的な成長に欠かせない」とあいさつ。続いて渋谷健市会議長が「地域の悲願がついに形になった。魅力と活力あふれる地域発展の礎になるだろう」と祝辞を述べた。

 地元の恩田連合自治会・久保田実会長は、用地提供者や近隣住民の協力に深く謝意を表し、「何よりも子どもたちの安全が確保されたことが本当に喜ばしい。地域に長く愛される道になってほしい」と感無量の面持ちで語った。

華やかな門出

 式典のハイライトでは、関係者によるテープカットが行われ、新たな門出を祝した。また、地元・あかね台中学校吹奏楽部による力強い演奏が会場を彩り、同連合自治会からはお祝いの赤飯が振る舞われるなど、地域一体となった温かな祝賀ムードに包まれた。

 市は、来年に控える「GREEN×EXPO 2027」を見据え、隣接する田奈地区についても早期完成に向けて取り組む方針としている。

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