市立山内中学校陸上競技部女子駅伝チームが、第36回神奈川県中学校女子駅伝競走大会で総合2位に輝き、初の関東大会出場を決めた。キャプテンの森美空さん(3年)は大舞台を前に「1人ひとりが自信をもち、入賞目指して頑張りたい」と意気込んでいる。
1年から3年生まで女子部員17人が所属する同部。これまで、現3年が所属する代は県大会32位が最高順位で悲願の関東大会出場となった。
優勝校と6秒差
県大会には、3年の森さん、尾崎由佳さん、2年の今津愛梨さん、山崎智美さん、1年の井上穂奏さん、中垣梨緒さんの6人でエントリー。市大会の優勝メンバーの尾崎さんが補欠に回った。大会は、11月6日に金沢区の横浜八景島・海の公園周回コースで行われ、地区予選を勝ち抜いた59チームが出場した。
優勝を目標に挑んだ県大会。1区走者に抜擢されたのは1年生の井上さん。前レースで転倒し、手を骨折したまま挑むレースとなったが、トップで襷を渡す好走で2位と5秒差をつけた。井上さんは「目標は20秒差。2区に貯金を作れなかった」と悔しがるが、チームに良い流れを作った。続く2区今津さん、3区中垣さん、4区山崎さんと襷リレーし、5区アンカー森さんは、5位で襷を受け取る展開に。4位までが関東大会出場の瀬戸際でキャプテンの森さんが3人抜く激走で、2位に順位を押し上げた。「ラストで先頭を捉えた時は、今までの練習を思い出しこれまでにないくらい頑張れた。1位とは6秒差だったので悔しい」と森さん。顧問の對馬(つしま)智幸監督は「1区で全体を良いリズムに乗せ流れを作ってくれた。力は一歩及ばなかったもののアンカーが実力通りの走りで頑張ってくれた」と振り返った。12月5日に栃木県で行われる関東大会は33校が出場。森さんは「最高の集大成になるよう県の悔しさを忘れずに入賞目指したい」と意気込んでいる。
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