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青葉区 コラム

公開日:2022.05.26

おばあちゃん先生の子育てコラム
第24回「一歩、二歩と成長を見守りましょう」

 新学期の4月、そして5月の大型連休が終わると新入児も進級児も新しい担任と仲良しになります。先生も園児も互いに「見合って、見合ってはっけヨーイ!」と過ごし、年齢に即した一日が回り出すこの頃に保育園はホッとできるのです。



 日曜日の朝、私もホッとしてテレビに目をやると地面でヨタヨタ、バタッ!としている鳥の赤ちゃんが映りました。高い木の巣から落ちてしまったのでしょうか。  



 画面には映っていませんが、鳥の鳴き声が聞こえます。親鳥?それとも幼鳥を狙う鳥?画面から目が離せません。そうこうしている内にチュッチュッと言いながら歩き始めました。その姿はまるで人間の子と同じです。一歩、二歩と歩き出し、また一歩前へ出たかと思いきや、ドタッと倒れます。でも、初めのように頭からのめってしまうのではなく転び方も上手になっています。



 乳幼児期の体型は、頭でっかちなので転んだ時に頭や顔を怪我してしまいがちです。月齢が増してくると頭部を守ろうとする本能がついてきます。転ばない環境にするのではなく「転ぶ!」を前提に、大怪我にならない場所選びをするのは大人の私たちがやっていくと良いです。親鳥の姿が見えてきました。きっと遠くから我が子を見ていて「出来たネ」とほめているのでしょう。私たちも親鳥を真似て見守りましょう。(つづく)

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