おおば白ゆり幼稚園で7月5日、年長園児25人を対象に魚に触れ、食べる体験が行われた。
ビタミンママ編集部が食育をテーマに発行し、幼稚園に配布している「おいしいえほん」の企画として行われたもの。当日は幼児の食育講師「おさかなせんせい」として活動している北川浩太郎さんが登場。新鮮なカツオを用意し、触るところから始めると「つるつる」「目が怖い」などと話しながら、恐る恐る触れる園児たち=上写真。続いて北川さんが「このままじゃ食べられないものを、食べられるようにするのが料理だよ」と話しながら、目の前で3枚におろして、さくにすると園児からは「見たことある」との声も。カツオは切り分け、焼いて試食まで行われた。
同園の佐野結美副園長は「今は家庭で魚をさばくことは少ない」と話し、「子どもたちは出来上がった料理としての魚は見たことがあるが、泳いでいる魚がどう調理されるかは分からない。生きていた魚を頂く、命を頂くことを学んでほしい」と感想を話した。
一方、企画した同編集部の横本裕美子さんは、幼児に体験してもらうとともに、今回の様子を収録した「おいしいえほん」を通じて「保護者に食育を楽しんでほしいとメッセージを伝えたい」と説明する。講師を務めた北川さんは「命を頂くという一連の流れを体験してもらい、食や魚など、子どもたちの興味の幅を広げてあげられたら」と話していた。
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