青葉区 スポーツ
公開日:2023.05.11
転倒や認知症予防に
たまプラでフェスタ
たまプラーザのプラーザホールで4月28日、「転倒予防と認知症予防フェスタ」が初開催された。介護を受ける原因として上位を占める認知症や転倒による骨折。また、団塊世代が75歳を迎える「2025年問題」を前に高齢者自身が自立し、健康で過ごせるようにと企画されたもの。
フェスタでは、転倒・認知症予防について研究し、筋活運動を指導する順天堂大学大学院の町田修一教授が、どのような生活習慣が認知症になるのかなど具体例を交えながら講演を行った。2部以降では認定NPO法人神奈川県転倒予防医学研究会による懐かしの音楽に合わせた転倒予防運動=写真、健脚度測定が行われた。地域の老人ホームやシニア住宅などの企業ブースの出展や国学院大学の学生もボランティアに駆け付けるなどまちぐるみで行われた。
参加した80代の男性は「凄く良い運動になった。日頃から運動している方だが、自分の身体の状態を確認できる機会になった」と話した。主催のたまプラーザ商店会会長で同法人理事長の朝香好平さんは「10年前から2025年問題について言われていたが当時者にならないと気付きにくい。今後も継続していくことが大切」と話した。
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