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青葉区 社会

公開日:2023.07.13

警察官の支援続け、表彰
全国5人の中に松澤さん

  • 贈られた表彰状や感謝状を前に笑顔の松澤さん(右)と橋谷田署長

 神奈川県警察官友の会の副会長を務めている松澤孝郎さんにこのほど、全国警察官友の会会長と警察庁長官の連名で表彰状が授与された。

 警察官友の会は、1960年に東京都で設立されたのを契機に各県で結成された任意団体で、警察官に対する激励や慰問、親睦を深めることを目的に活動。神奈川県でも72年に発足している。今回、被表彰者は全国で5人だけという栄誉で、松澤さんの多年にわたる活動の功労に対してのものだ。協力徽章も合わせて贈られた。

 友の会は警察署単位でも組織され、青葉署の前身となる緑北署が開設された88年に「青葉地区警察官友の会」も誕生。以来、松澤さんは昨年度に勇退するまで、35年にわたって会長として深く活動に関わってきた経緯もある。

 表彰を受けて松澤さんは「感無量」と話し、改めて凶悪な犯罪を防ぎ、治安維持に日夜尽力する警察官に感謝と敬意を語った。6月26日に行われた青葉地区警察官友の会の総会では表彰状が披露されたほか、現会長の大曽根功さんと青葉署の橋谷田裕樹署長の連名で感謝状も贈呈された。

 青葉地区の会長時代は警察署のトイレを和式から洋式に変えたり、エアコンを寄贈するなど、現役警察官の労働環境の向上に努めてきた松澤さん。橋谷田署長から長年の支援に感謝の言葉があったほか、「警察官として言えない苦労もあるが、我々を大事にしてくれた。その気持ちに応えたい」と話していた。

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