テラススクエア
地域一体でイベント
福祉施設や人気店が参加

詳細はHP「FIND LOCAL」

　（株）東急モールズデベロップメントが、地域店舗や団体によるマルシェやワークショップなど、まちの魅力を集結させた「ＦＩＮＤＬＯＣＡＬＦＥＳ２０２３」をたまプラーザテラスと青葉台東急スクエアで、10月27日から29日まで初めて開催する。

　同社は、商業施設の運営を通じて地域の魅力向上や暮らしを豊かにする事業を推進する中で、地域との連携をさらに強化し、共にまちを創る新たなプロジェクトとして今年７月に「ＦＩＮＤＬＯＣＡＬ」を発足。その一環として住民や事業者、行政、教育機関などと一緒に地域の魅力を発信していく一体型イベントを今回初めて開催する。

　イベントのキービジュアルとなるイラストの制作は横浜美術大学に依頼。同大学のイラストレーションコースに通う川上輝莉佳さん（３年）が担当し、青葉区の豊かな自然や地域の人々のつながり、まちのにぎわいを温かみのある色合いで表現した＝左上画像。

周辺店舗が集結

　初日の27日は、たまプラーザテラスで障害の有無に関わらず交流できる場として「ふれあい福の市〜テラスでツナガル福祉の輪〜」を開催する。28日はたまプラーザテラス、29日は青葉台東急スクエアで地域の魅力が集まった「ＦＩＮＤＬＯＣＡＬ」を行う。

　27日の「ふれあい福の市」では、区内16の障害者福祉施設や地域団体が集結。（社福）グリーンやＮＰＯ法人エキープなどで生産・製造されたパンや製菓、ドライ野菜などが販売される。また、子どもから高齢者まで楽しめるモルック体験や保護犬とのふれあいコーナーも開催。午前11時から午後３時。

　28日はたまプラーザテラスで近隣のコーヒーやパンなど人気の15店舗が集まるマルシェ。区内在住のアーティスト３組によるミニコンサートやモザイクタイルのワークショップも開催される。

　29日は青葉台東急スクエアの周辺で人気の個性的ショップ10店舗が集結するマルシェ。洋菓子やこだわり雑貨など幅広いアイテムが揃う。箸置きづくりのワークショップも行われる。

　28日・29日とも時間は午前11時から午後５時。詳細はＨＰ（ホームページ）から確認を。

　同社はイベントを通じて地域社会の一体感の強化、経済の活性化、持続可能な関係を築くきっかけになることを期待し、「各施設が立地する地域の個性を生かした店舗・団体が集結します。より地域の魅力を知る機会にしてほしい」と話した。