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「モノが二重に見える」 コラム【46】 悠先生のちょっと気になる目のはなし

公開:2025年5月8日

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加藤悠院長
加藤悠院長

 モノが二重に見えることを「複視」といいますが、これを訴えて来院される方も珍しくありません。様々な原因で起きるのですが、まずは片眼を隠してみてください。

 両眼のときだけ複視が出る場合は眼の動きが原因であることが多いです。

 モノを両眼で見るためには左右の眼が協調して動かなければいけません。複視は、眼を動かす筋肉が加齢により衰えて発症することが多く、程度によってはプリズムレンズの入った特殊な眼鏡を使用したり、手術を行う必要があります。

 最近メディアなどでも取り上げられることの多い「サギングアイ症候群」もこのカテゴリーに入りますが、これは筋肉を支える構造物の加齢性の変化です。

 まれに、筋肉やそれを動かす神経の病気で発症することもあり、精密な検査を行うことがあります。

 片眼で見たときだけ複視が出る場合は眼そのものの異常、特に乱視が原因であることが多いです。

 乱視はレンズのゆがみのことですが、白内障では水晶体というレンズが濁ることで複視が出ることがあります。

 また、ドライアイやコンタクトレンズ障害などで、眼の表面の角膜というレンズにキズができても、同様の症状が出ることもあります。

市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)

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