横浜市長選(7月20日告示、8月3日投開票)で自民党横浜市連は現職の山中竹春氏(52)を支持することを決めた。6月30日に市連会長の佐藤茂市議が記者会見で発表した。
4年前の前回選では、自民党市議団が2人の候補をめぐって分裂し、共倒れした反省を踏まえ、今回市連は「一枚岩」になることに重点を置いてきた。独自候補の擁立も視野に検討を進めてきたが、「時間切れで断念した」(佐藤氏)という経緯がある。
山中氏側から自民党側に応援依頼があり、市連で検討した結果、6月27日の総務会で全会一致で支持を決めた。佐藤氏は山中氏について「4年間、要望した予算の全てが叶えられているわけではないが、我々の取り組みを理解してもらっている」と話した。その上で「支持するにあたり、一定の政策を受け入れてほしいという話はしている」とした。
自民党の中には、山中氏に否定的なスタンスの市議もいるが、佐藤氏は「党に反する行為は処分対象」と述べ、山中氏の支持は機関決定であることを強調した。
市長選にはこれまで、青果卸業会長の小山正武氏(76)、元市議の高橋徳美(のりみ)氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、起業家の福山敦士氏(36)が出馬を表明。中区在住の元会社員・斉藤直明氏(60)も立候補を表明する見込み。
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