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青葉区 文化

公開日:2025.10.16

平川神社
囃子50周年 神輿も代替り
驚神社例大祭でお披露目

 「平川神社囃子保存会」(金子惠一会長)が今年、50周年を迎えた。同時に「平川神社神輿保存会」(岩崎一夫会長)では、神輿が代替わり。新しい神輿が、10月12日に行われた驚神社例大祭でお披露目された。

 同例大祭に集う谷戸宮の一つである「平川」。戦後、担い手不足により一時解散した囃子を、金子会長らの手によって1974年に復活させたのが、今の囃子保存会だ。しかし、囃子の奏者になるには一年中、練習の継続が必要。依然として担い手は少なく、祭り事には十数人が参加する程度だった。そこで、もっと多くの人を巻き込んでにぎわせたいと、初代の神輿が作られたのだそう。

 当初は地域から反対意見もあった神輿だが、例大祭の活気を支える一基として活躍してきた。今も昔も、制作は地元の職人たち。岩崎会長は「子供神輿を担いでいた小学生時代から関わり、愛着がある。新しい神輿はさらに重くなって、気合が入っている」と話す。

 例大祭当日は、集まった面々から祝いの言葉がかけられ、他の谷戸宮の人が神輿を担ぎだすなど盛り上がりを見せた。囃子も、50年間の間に担い手が増え、今では2基の山車が奏者を運ぶ。金子会長は「次世代になる子どもたちは、塾や部活で大忙し。大人たちも仕事と両立しなければいけないので、そろって練習するのもなかなか大変。ようやく迎えた50年、後継者の育成に力を入れていきたい」と話していた。

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