青葉区 コラム
公開日:2026.10.08
「毎年検診でひっかかるのですが」 コラム【63】 悠先生のちょっと気になる目のはなし
近年、健康意識などの高まりから会社の検診などで眼科検査を受けられる方が増えており、素晴らしいことだと思っています。ただ中には「毎年同じ項目で引っかかり眼科を受診するのですが、毎回異常はなしと診断されてしまう」という方もいらっしゃいます。
例えば検診の眼底写真検査で「視神経乳頭陥凹拡大」を指摘され、精密検査のために眼科受診を勧められる場合があります。これは眼の奥の視神経が薄くなっている箇所があるのではないか、すなわち緑内障の可能性があることを示唆するものです。
ただ写真判定だけで緑内障と診断を確定することは困難で、実際の眼科の診察では特に問題なしと判断される場合があるのです。
これにはいくつかの要因があり、一つは検診はスクリーニングであることです。つまり緑内障を見逃さないように写真で視神経が薄く見えるものは全て引っかけるのです。もう一つは以前の検診結果を参考にしている場合です。同じ施設で検診結果を判断する場合、以前の結果を参照できることがあります。
しかし、いずれかのケースでも視神経が進行することもあるので、検診で指摘された際は懲りずに眼科で毎回精密検査を受けて頂くことをおすすめします。
市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)
コラム 梅の木眼科医院
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