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公開日:2011.02.03

鴨池大橋
橋の上が壁画ギャラリーに
市と鴨居連合自治会の協働事業に鴨小が協力

  • 大森校長と壁画ギャラリー実行委員の児童たち

 区内鴨居と都筑区を結ぶ鴨池大橋の上にこのほど壁画ギャラリーが完成した。これは、横浜市と協働で橋の清掃を行ってきたハマロードサポーター(鴨居連合自治会)の活動の一環。以前から問題になっていたごみのポイ捨てや落書きを「されにくい環境づくり」を目指していた中で、地元の鴨居小学校に作製を依頼し実現したもの。市によると橋の上に壁画を描くのは、県内でも初めてだという。



 鴨池大橋は、JR横浜線や鶴見川などをまたぐ全長約500mの橋として平成15年10月に開通。



 鴨居連合自治会(柳下利一会長)はハマロードサポーターとして平成18年から市と協働で橋の清掃活動を定期的に行ってきたが、橋の壁面や橋脚部分などへの落書きの被害などが後を絶たない状況が続いた。



 今回の事業は、昨年2月に自治会と美化活動を行った市立鴨居小学校(大森英司校長・全校生徒518人)との間で「壁画を作製してポイ捨てや落書きをされない環境を作ろう」と案が持ち上がり実施されたもの。



 壁画の作製に協力した鴨居小では昨年度の6年生が「壁画実行委員」を結成。今年度の6年生が引き継ぎ、”夢と希望”をテーマに「明るく美しい町へ」「ごみがなくなって川にたくさんの生き物が集まってくるように」などの願いが込められた4作品を約1年間かけて完成させた。



 先月27日には完成を記念して除幕式を実施。縦60、横400cmの4作品が一般公開された。今後は毎年絵を更新するとともに、継続的な展示が予定されている。



 壁画ギャラリーの完成にあたり「これを機に、今後も地域で清掃活動の輪を広げていきたい。ポイ捨てや落書きが少しでも減ってくれたら嬉しい」とハマロードサポーターのメンバーらは話している。

 

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