園児、児童らの農業体験成果を一枚の新聞にまとめ発表する『平成22年度子どもファーム・ネット活動コンクール』(全国農業協同組合中央会・日本農業新聞など主催)で区内青砥どんぐり保育園(吉川孝道園長)が幼稚園・保育園部門の審査員特別賞を受賞した。今月10日には保育園関係者らが区役所を訪れ、区長に受賞を報告した。
同コンクールは幼稚園・保育園、小、中学校部門の3つに分かれ、農体験に取り組む全国の子どもたちの学習、交流の場として開催されている。今回で6回目となり、3部門あわせ149団体からの応募があった。同園は昨年に引き続きの参加となった。
園児にお米や野菜などがどのように生産されるのかを学んで欲しいと、同園では農体験を積極的に実施している。今回の新聞は、縦109、横78cmの模造紙に、3月から11月まで行った米作りをすごろく形式で紹介。発芽から田植え、精米など園児らが体験した順に進めるようになっており、絵は園児が描いたものを使った。主催者は「先生や地域の方との交流が表現されており、園児らの笑顔あふれる写真が多く、楽しく農体験したことが伝わる新聞」と作品を評価している。
吉川園長は「一粒の種もみが、たくさんのお米になったことに園児は感動していました。みんなで協力することの大切さも学ぶことができ、これを継続して行っていきたいと思っております」と話した。
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