サロンの今後を模索 みどりーむで交流会
緑区内のサロン同士の交流会「地域で望まれるサロンのあり方」が16日、緑区市民活動支援センターみどりーむで開催された。
サロンとは、区内に散在するシニア世代の交流拠点。地域ごとに発生し、様々な形態で運営されている。同交流会は、サロン同士の親睦と情報交換を目的に開催された。
主催したのはサロン情報をまとめた地図を作成した「緑区交流サロンマップ作成委員会」。サロンの活用を促進させることにより、シニア世代の孤立を防ごうと活動を展開している。
交流会にはサロン関係者や区民など56人が参加。5団体の活動報告が行われたほか、(株)地域計画研究所代表取締役の内海宏さんによるセミナーが行われた。内海さんは市内のサロンの事例などを紹介。自治会やNPО法人、企業、商店街などが行うユニークなサロンの活動や連携について話した。その後、グループに分かれての意見交換会などが行われ、参加者たちは自由に意見を交わした。
利用者からは「歩いて行ける距離にサロンが欲しい」などの要望があった。サロン側からは「男性の利用者を増やしたい」といった話があがり、参加者らはそれぞれの立場で活発に意見を交わしていた。主催者らは「この意見を今後のサロン運営にいかされれば、とても有意義」と話していた。
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