大石神社 神楽殿・社務所が完成 本殿は来月竣工予定
長津田の鎮守「大石神社」の神楽殿がこのほど完成し、先月31日、引き渡しが行われた。
同神社は本殿・神楽殿の老朽化による建て替え工事に着手していた。
新たに完成した神楽殿は奉納芸能などを行う舞台や神輿の保管庫、倉庫などを有する約155・34平方メートル、平屋建ての建物。地元工務店の(株)カワグチが設計・工事を手掛けた。同社では本殿との調和を大切にし、限られたスペースを有効に活用することに重点を置いて設計・工事に臨んだという。二間の木材を床に配した舞台は音響効果にも優れ、これまでのものより奥行きが広くなった。本殿の建替え工事にともない新調している神輿の保管庫にはガラス窓が付けられ、年末年始や七五三の際に一般に向け公開できるよう設計された。
引き渡しには奉賛会のメンバーらが参加し、完成した建物を点検してまわった。神輿の保管庫を確認した奉賛会のひとりは「本殿建替えに合わせて新調している神輿の完成が楽しみ。ここに保管し、大切に守っていきたい」と話していた。
同奉賛会の河原要会長は「皆様のお蔭をもって神楽殿完成の日を迎えることが出来た。本殿は来月末には竣工式を迎える予定。引き続き皆様に温かいご支援を賜れば幸いです」と話した。
一般への公開は9月28日
同神社では工事にともない仮殿にある祭神の御霊を本殿へ還し奉る「本遷座祭」を、9月18日に行う予定。新しくなった本殿、神楽殿の一般への公開は9月28日に行う竣工式となる。10月12日に行われる例大祭には新調された神輿も公開される。
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