緑区版 掲載号:2015年4月16日号 エリアトップへ

世代間交流を進める団体「ひだまり」を立ち上げた 山口 美保さん 長津田みなみ台在住 42歳

掲載号:2015年4月16日号

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地域の交流 温める

 ○…「感謝の気持ちを持って、もっと地域をつなげていきたい」。長津田みなみ台地区で、地域住民の世代を超えたつながりづくりの機会や場所を提供する団体「ひだまり」を立ち上げた。「活動できる場所と人が確保できたので、何かやってみようかなと思って」と理由を語る。同会は年に4回、フリマやワークショップなどを開催する予定だ。「(参加する)敷居はすごく低くしたい」と笑う。

 ○…これまでも「みどりーむ」や食育のNPOにボランティアとして携わってきた。事情によりご飯を作れない家庭に、半年間ほどおかずを届けていたことも。「困っている人がいると力が沸く。感覚ではなくて心が動く。その時初めて気づいた」と振り返る。その一方で、「(ご飯づくりは)毎日のことだから、自分や家族には作りたくないけど」と、お茶目な一面も垣間見せる。若いときにはほとんど意識しなかった「近所の力」の重要性を、結婚後に強く意識するようになった。

 ○…岐阜県出身。約13年前、結婚を機に緑区に移住してきた。現在は小5と年長の子どもを抱え、子育ての真っ最中。「子育ては難しいし、わからない。成功失敗は(子どもが)大人になってもわからないかも」と話すも、「どうにかなるかな」と、どこか楽観的。子ども会やPTA活動にも、前向きに取り組む。「みんなそんなに断るなら敢えてやってみようと。ちょっと変わり者なんです」

 ○…「ひだまり」という団体名は、暖かい場所と人もたまるようにと、2つの意味を掛けて仲間と一緒に考えた。「問題なのはどうやって知ってもらうか」。周知のため、区の地域課題チャレンジ提案事業に申込み、採択を受けた。「地域の活動に参加したいという潜在的なニーズはある。長い目で見ていきたい」と、未来を見据える。「来た人たちがそこでつながって、いずれは自主的にやってほしい」。ゆっくり、でも着実に地域の絆を温めていく。

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