緑区役所で23日、「中高生のための文章術講座」が開催された=写真。平成30年度緑区読書活動推進事業の一環で、緑区役所地域振興課と緑図書館が共催した。
当日は、中高生約30人が参加。緑図書館の加藤光館長は「社会に出ると、文章を書く機会はとても多い。自分の思ったことを正確に伝えるのは、大切なこと。講座は、一生の宝になると思うので、一つでも多くのことを吸収してほしい」と冒頭であいさつした。
その後、元日本経済新聞社記者で、「21世紀の共感文章術」などの著作がある坪田知己さんが講師として登壇。新聞を例にとりながら、文章のまとめ方などを解説していた。
また、2人ペアになり、相手に質問をした後、その人の特徴を示す言葉を一言で考えるワークショップも行われていた。坪田さんは、「たくさんの情報を要約する習慣を付けてほしい。自分の伝えたいことを簡潔に書く力は役に立つ」と語った。
参加者の杵築研三君は「講座の内容を活かして、今後、分かりやすい文章を書けるようになりたい」と話した。
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