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緑区版 公開:2020年4月30日 エリアトップへ

東工大 出光と協働で研究拠点 次世代材料創成へ

社会

公開:2020年4月30日

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研究拠点が設置させたJ3棟外観(東工大提供)
研究拠点が設置させたJ3棟外観(東工大提供)

 東京工業大学は、次世代材料の創成を目的とした「出光興産次世代材料創成協働研究拠点」をすずかけ台キャンパス(長津田町4259)J3棟内に設置した。現在は拠点整備のための工事が行われているが、活動は始まっている。

 東工大は、2000年前後から出光興産株式会社と高分子材料分野を中心に幅広い領域で共同研究に取り組み、これまでに新規繊維やフィルム材料開発など優れた成果を上げている。

 また、昨年秋には文科省による「オープンイノベーション機構の整備事業」に採択されており、これまでの個別共同研究の枠を超え、「組織」対「組織」の連携により、大型で総合的な研究開発を推進することが目的だ。また、新たな価値創造を目指した次世代材料の創成と人材育成に取り組むとしている。

 同拠点は、オープンイノベーション機構の研究企画から事業化までの支援のもと、高分子分野の基礎技術の強化・拡充、次世代モビリティや高速通信などの領域で社会変革を実現する革新的な技術開発に関する研究活動が行われる。

 拠点長は、同大学物質理工学院副学院長・教授の扇澤敏明氏(副拠点長に同社次世代技術研究所所長の後藤浩樹氏)。同大学物質理工学院特任教授の鞠谷雄士氏と、同社次世代技術研究所上席主任研究員の末次義幸氏により共同運営される。

 拠点は同キャンパス内への設置となったが、同大学の大岡山キャンパスの教員などの研究室のスタッフや学生なども関わるなど柔軟な体制が組まれている。また、CDケースやテレビの筐体など多くの用途に使われるポリスチレンや、ペットボトルや繊維などに使われるポリエステルなどの合成高分子以外にも、エネルギー、機能化学品、電子材料、潤滑油など幅広い分野を含むテーマ探索を推進する。

 なお、現在拠点整備のための工事が行われており5月に完成予定。活動は既に開始されている。

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