(PR)
地域に支えられ 三保小学校が創立50周年 歴史を振り返る
横浜市立三保小学校(三保町1867番地)が12日、創立50周年の節目を迎えた。
同校は1970年、新治小学校から分離独立する形で誕生した。当時の児童数は、283人で10学級だった。同年には、3枚のイチョウの葉をモチーフにした校章も完成。3枚の葉は現在の学校教育目標ともなっている「元気」「勇気」「根気」を表している。「イチョウのようにすくすくと育つように」との願いが込められた校章だ。また、同校のシンボルである「みの池」もこの年に誕生した。その後、72年にプール、75年に体育館、80年に図書室が完成。児童数は、78年に500人を超え、現在は、児童数978人、32学級を数えるまでになった。
同校1期生の野村英弘さん(60)は「当時は、体育館もなく、小さな学校だった。体育の時間にまだ整備されていなかったグラウンドを整えたりしていた。大人になり、30周年の時は、実行委員長をしたのも良い思い出だ」と懐かしんだ。
特色ある授業を展開
同校は、2012年からESD(持続可能な開発のための教育)に取り組み、地域密着型の学習に力を入れている。
近年では、SDGs(持続可能な開発目標)を意識した特色ある教育活動を年間を通じて実践している。また、19年には、学校周辺の生物などの写真を撮影し写真展を行うなど、継続的な取り組みが評価され、環境大臣表彰を受賞した。
MIHOぴょんが完成
10月12日に迎えた50回目の創立記念日。この日、同校のオリジナルキャラクター「MIHOぴょん」が誕生した。
昨年度全校児童から公募した作品の中から投票によって、同校6年生の伊井七海さんの作品が選ばれた。今年度、その作品をもとにプロのイラストレーターがイラストを作成したという。同校の安冨江理校長は「末永く、MIHOぴょんをよろしくお願いします」と笑顔を見せていた。
|
|
|
|
|
|