緑区 人物風土記
公開日:2023.01.26
写真家として広告写真の撮影を中心に活動する
柳瀬 桐人さん
西八朔町在住 76歳
カメラで喜び生み出す
○…担当している広告写真の一つが、審査員からプロデュースまでを務める明治安田生命「マイハピネスフォトコンテスト」だ。同コンテストで入賞した作品は毎年、小田和正氏の歌に乗せて、テレビCMで放送されている。「世界で一番応募数の多いフォトコンテスト」としてギネス記録に認定された同コンテスト。「家族や友人との生活が映し出された様々な写真が送られてくるのが楽しみ」と微笑む。
○…中学校の修学旅行に行く際に兄にもらったカメラが写真家としての原点。「風景も撮ったけど、クラスメイトを撮ることが1番楽しかった」と当時を振り返る。写真家を志し日本大学芸術学部へ進学するも、より実践的な学びを求めて大学を中退し、カメラマンのアシスタントを始めた。「お金が無く、大変なこともあったが、アシスタント仲間と切磋琢磨したことでカメラの技術を身につけられた」と話す。
○…海外でドキュメンタリーを撮影したいとの思いから、1978年には渡航が制限されていた中国で一般人が生活を送る姿を写真に収めた。以降も中国を始めカンボジアやラオスに赴いて現地の人が生活を送る写真を撮り続けてきた。「写真を撮影すると喜んでもらえることが多く、やりがいを感じる。現地の人との交流も楽しんでいる」と顔を綻ばせる。
○…地元で写真教室を始めて20年以上が経った。個展を開いたり、プロになった生徒もいる。「生徒の写真の腕が上達しているのを見ることが一番の喜び」と思いを語る。また、地域の人々との交流も深く、写真に収めることもしばしば。今後も人物写真と生活写真を撮影するといい、「被写体にも周りの人にも喜んでもらえるように、活動を続けていきたい」と意気込んだ。
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