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公開日:2023.03.23

十日市場
22街区にグレーシア竣工
「持続可能な街目指す」

  • 地域に開放されるまちのラウンジ

  • まちのツールボックス東棟

 十日市場センター地区の市有地を活用したまちづくりを進める横浜市はこのほど、22街区に分譲マンション「グレーシア横浜十日市場」が竣工したことを発表した。市は「先行街区(20、21街区)などと連携し、持続可能なまちの形を目指す」としている。

 「グレーシア横浜十日市場」は、子どもから大人まで誰もが新しいことにチャレンジするきっかけとなる場所としてマンションの共用部を「シェア共用部」と設定し、地域にも開放する。

 居住者のほか、地域住民と共有することで様々な交流を促し、活動の機会を広げることを目的とし、少子高齢化による地域コミュニティの衰退や、子どもの居場所や子育て世帯を支える機会や拠点の不足といった地域課題の解決を促す。

 待ち合わせや休憩場所としてくつろげる「まちのラウンジ」は午前10時から午後7時に開放する。また、「まちのツールボックス東棟」では「キッチンエリア」(料理教室や食育、食事のシェアなどを想定)や「文化・DIYエリア」(本の読み聞かせ、工作や手芸などを想定)を有する。

 そのほか、「まちの音楽室」や「まちのステージ」に関しても地域住民に開放される予定だ(使用料未定)。

持続可能な活動を

 同マンションは全256戸。その内9戸をエリアマネジメント賃貸住宅とし、賃料の一部をシェア共用部の運用資金に充てることで持続可能な活動を行うとしている。同マンションの住民で組織される一般社団法人HIRAKU CITY横浜十日市場が運営する。

 相鉄不動産(株)の担当者は「近隣の横浜グリーンバトン倶楽部などとイベント共催できればと考えている」と話す。

 5月27日にはまち開きイベントの開催が予定されている。

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