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緑区 社会

公開日:2023.07.13

カメラ搭載車いすを走行
玄海田公園で実証実験

  • 障害物を回避する電動車いす

  • 搭載されたカメラ

 東京工業大学発ベンチャー「ITD Lab株式会社」は6月29日、玄海田公園で、360度全方位を監視できるステレオカメラを搭載した電動車いすを使用し、自立走行の実証実験を行った。

 横浜市は、「I・TOP横浜」を通じた実証実験を行うことでIoTやAIなどの先端技術を活用した生産性向上や社会課題の解決への貢献、新たなビジネスモデルの創出に取り組んでいる。同実験はその一環として行われた。

 当日は同公園のマナーアップキャンペーンも兼ね、センサー機能として全方位ステレオカメラを搭載した電動車いすWHILLで園内のコースを時速約6Kmで走行。障害物を避けられるかどうかなどの確認が行われた。将来的には開発中のステレオカメラが様々な移動ロボットの衝突防止に活躍することを目指している。

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