東本郷在住植竹玲奈さん
緑区からボートレーサーに
28年ぶり、デビューは5月
4月25日
マンションの災害リスク低減を目的に市が2022年度に開始した「よこはま防災力向上マンション」認定制度。9月4日の認定証授与式で、「中山パーク・ホームズ」が緑区初となる認定を受けた。
新築・既存、分譲・賃貸を問わず全てのマンションを対象としている同認定制度は、浸水対策や防災資機材などの「ハード対策」と、防災マニュアルや防災訓練などの「ソフト対策」でそれぞれ認定の取得選択が可能だ。認定されれば、エントランスなどに掲示可能な認定証が交付されるほか、認定取得マンションとして市のホームページで公表される。
中山パーク・ホームズは1987年に竣工。128戸に約300人が暮らしている。今回同マンションは、「地域との協力体制」「地域との防災訓練」「地域交流活動」といった地域と連携した活動を評価する「ソフト+認定」となった。防災委員会は、同マンションの管理組合理事と自治会理事を兼務する8人で構成されている。
「災害時行動マニュアル」の中では、災害時の災害対策本部の役割分担として「安否確認、救助・救護」や「食事」のほか「情報・広報」や「ライフライン」「ケア・サポート」など詳細に明記している。
洪水も想定
2日間で792mmの降雨を想定した緑区洪水ハザードマップで同マンションの北部を流れる恩田川が氾濫した場合、3m未満の浸水が見込まれており、同委員会では内水に備えた「防災マニュアルゼロ」を独自に作成している。
顔の見える関係を
住民同士の顔が見える関係性づくりとして各種イベントを開催し、親交を深めている。また、地域交流活動として月に1回、集会所でほのぼの広場を開催しており、周辺住民との交流の場として位置付けられている。
原寿男自治会長と長山敏管理組合理事長は「災害時に居住者の身の安全をどのように守っていくか、今後も話し合いを重ねていきたい」と口を揃えた。
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