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緑区 社会

公開日:2024.03.07

中山小4年2組
地元のカフェに看板贈呈
「街のみんなを元気に」

  • 看板と一緒に記念撮影をする児童と宮地シェフ(最後列)

 中山駅北口の「カフェフェリックスフォール」で3月1日、中山小学校4年2組の児童による看板の贈呈式が行われた。

 同校の4年生児童は、3年生の時に大豆についての学習を行い、児童が考えたチリコンカーンのメニューが給食で提供され、全校児童を笑顔にするという経験を積んだ。そこで、4年2組の児童は「今度は中山の街の人を元気にしたい」という思いで総合的な学習の時間で取り組んできたという。実際に街に出て感じたことをまとめた結果、商店街の店舗に協力することに。同店の宮地昌彦オーナーシェフに「何か手伝えることはないか」と相談したところ、「それだったら店の看板を描いてくれないか」と提案された。

 その言葉を受け児童はチョークを使用して、店舗の外に掲示する看板4枚に加え、大きな看板1枚を作成した。

 贈呈式当日は、宮地シェフがフランスで10年間にわたって修行を積んだ経験を持つことから「エッフェル塔や凱旋門をデザインしました」、「東京タワー、富士山、みなとみらいの観覧車をデザインしました」などそれぞれの看板のコンセプトを説明。大きな看板は校内や周辺地域で「中山らしさ」をテーマに行ったアンケートの結果を受けてイメージを膨らませて作成したことが伝えられた。下田楓さんは「大きな絵を描くのは初めてだったけれど、宮地さんや街の人に喜んでもらうために放課後の時間などを使って頑張って作りました」と話した。

 「素晴らしいものを作ってくれてうれしい。これからも、子どもたちと取り組めることがあれば、できる限り協力したい」と宮地シェフ。

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