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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 124 歯周病菌が認知症に関係 十日市場・みどり歯科医院
2000年の開院以来、アットホームな雰囲気で、「地域のかかりつけ歯科医」として親しまれている『みどり歯科医院』。今回は、急増するアルツハイマー型認知症と歯周病菌の関連について阿部院長に聞いた。
世界中から高い評価を得ている疫学研究の「ヒサヤマ・スタディー」によれば、65歳以上の高齢者の5〜6人に1人が認知症を有し、その中でもアルツハイマー病が急増しているという結果が出ている。また、九州大学の研究では、歯周病菌がアルツハイマー型認知症と深い関係があることが解明されたという。
アルツハイマー病は脳の中にアミロイドβという特殊なたんぱく質がたまり、それが神経細胞を破壊して脳が萎縮することで発症する。そのアミロイドβと歯周病関連菌のひとつ「ジンジバリス菌」の関連が、研究により認められた。
「歯周病は、認知症をはじめ、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、糖尿病など、寿命を縮めるさまざまな病気に関わっています。アミロイドβの蓄積は40代後半から始まっています。早い時期から歯周病をコントロールすることが、関連性の高い病気の進行を未然に食い止められる可能性が高いと考えています」と阿部院長は話す。
同院では、位相差顕微鏡により菌及び菌叢の検査が可能だ。「内服薬による歯周内科治療も行なっていますのでご相談ください」と阿部院長は話している。
![]() パソコンに菌の状態を映し出し確認できる顕微鏡
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