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緑区 社会

公開日:2025.07.10

野菜づくりは「心の栄養」
25年目の山下農園で

  • 7月の陽射しの下、トマトを収穫する木下さん

 栽培収穫体験ファームとして今年25年目を迎えた北八朔町の山下農園(大澤博園主)で7月5日、夏野菜の収穫が行われた。農地を1区画あたり30平方メートル、計24区画に分けて利用希望者に貸し出している同園。この日、多くの利用者が額に汗を光らせながら、キュウリ、トマト、ゴーヤなどさまざまな野菜を収穫した。

 「ここに来るのが楽しみ。私の心の栄養です」と語るのは利用者の一人、木下夏子さん。農作業を始めたきっかけはある話題のゲーム作品だったという。稲作を疑似体験できるアクションRPGで、夫婦で楽しんでいるうちに実際に農作業をやってみたくなったという。2022年に青葉区内で稲作を体験。その後、中山地区センターを通じて同園の利用者募集情報を知り、応募して昨年4月に同園へ。野菜づくりの楽しさに、今年も契約を更新した。

 大澤園主は「担当区画は毎年変更し、お隣さんが代わるので仲良しが増えていく。それもこの園の魅力の一つだと思う」と語った。

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