緑区 教育
公開日：2025.08.28
中学校給食の拠点が開所
８月稼働、緑区東部へも配送
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都筑区折本町に完成した新工場
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内覧会の様子
来年４月からの市立中学校全員給食実施に向け、緑区の東部を含むエリアの調理・配送などを担当する株式会社安田物産（本社・大和市／安田幹仁代表取締役社長）が都筑区折本町に建設していた新工場「クッキングセンター横浜工場」が竣工した。８月８日には竣工式と内覧会が行われ、都筑区や大和市から多くの来賓が参加し、新工場の完成を祝った。
安田社長は「横浜市内の公立中学校に同じ給食を提供する大きな責務を担う。期待に添えるように頑張りたい」と挨拶した。竣工式の後は内覧会が行われたほか、竣工を祝い、近隣住民に弁当が５００食振舞われた。
災害時、地域にエネ供給も
新工場は都筑区と港北区、緑区の東部の約１万５０００食を賄う。工場は８月から稼働。８月は夏休み期間中の放課後キッズクラブや放課後児童クラブへの昼食提供を行う。本格稼働は来年４月。中学校給食でアレルギー代替食の提供事業者でもある同社は、敷地内に専用の工場も建設。市内11区分のアレルギー代替食を提供する。
また同社はＬＰガスを中心としたエネルギー事業も行っており、そのキャリアを生かし、発電に利用可能なガス貯槽を整備。工場の屋上には太陽光発電設備を設置しており、災害時の炊き出しや非常用電力など地域防災面でも期待がかかる。
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