宮前区 人物風土記
公開日:2026.03.13
西蔵寺の住職として12年に一度の「午年御開帳」の準備を進める
大久保 廣恵さん
野川本町在住 26歳
二刀流のマッチョ住職
○…服の上からも筋骨隆々の肉体は隠しようがない。749年から続く天台宗の寺の36代目。ボディビル界でも名を馳せる若きマッチョ住職だ。川崎市内を中心とした「三⼗三所観⾳霊場」を巡る観⾳様の御開帳イベントの第32霊場に名を連ねる。普段は拝むことのできない秘仏を特別公開するにあたり、「12年ぶりの御開帳。私も初めて見るのでワクワクしている」と心待ちにする。
○…物心ついたころから法要などを見て育ち、野川中に入ると陸上競技に熱中した。「真っすぐにしか走れないので100m専門。13歳のころからずっと腹筋は割れている」と笑う。高校時代に10秒台をマーク。五輪選手になったサニブラウン選手とレースをするなど将来を期待されたが、ケガに苦しめられ引退を決意し、筋トレを始めた。
○…「寺の仕事を手伝うようになって、地域における役割を肌で感じるようになっていた」。可愛がってくれた先代の祖父の体調が悪くなり、高校卒業後に跡を継いだ。比叡山での修行は2年。そのうち2カ月間は完全に「日常」と隔離される生活。礼拝3000回の修行をしていると皮膚はめくれ、畳に血と汗がにじんだという。「修業が終わり、コンビニエンスストアに行っただけで感動した」と振り返る。
○…先代が亡くなるまでの数カ月間は、ジムのトレーナーとしても活動。2023年にボディビルの神奈川県大会を制し、昨年は全国大会85kg以下級で準優勝を果たした。「優勝できず悔しい。大会にピークを持っていく大切さを痛感した」とリベンジを誓う。妻の協力で動画配信を始めた。「ボディビルを通じて檀家さんも親しみをもって接してくれる」と利点を強調。住職としては、餅つきや本堂でのヨガ教室を企画中だ。
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