緑区 社会
公開日：2025.10.09
｢ドローンに関心持って｣
鴨居で体験型イベント
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デモフライト中の機体を見上げる来場者
鴨居自動車学校（神谷唆一社長）が９月28日、地域の事業者や議員ら約50人を招待して、同校が運営する「ドローンスクール横浜鴨居」のグランドオープンイベントを開催した。
２０２２年末に国家資格（無人航空機操縦士の技能証明制度）が導入され、年々市場規模が拡大しているドローン業界。ビジネス以外にも、災害支援など幅広い分野での利活用が期待されている。同校では「今後も法律など、変化していく可能性が高い業界なので、早いうちから関心を持って理解を深めてもらえれば」とドローンスクール横浜鴨居のオープンを記念して体験型のイベントを企画した。この日会場に訪れた人々はパネル展示や実機の操作体験、ゲーム感覚で楽しめるシミュレーター体験などを通してドローンについて学びを深めた。
イベントでは、災害時に救援物資を運ぶことを想定したデモフライトも実施された。インストラクターが同校の屋上から、赤外線カメラなどを搭載した産業用ドローン「Ｍａｔｒｉｃｅ３００」を操作して、着地点にいる人に三角巾を配布した。来場者は「関係ないと思っていたが、自分の仕事でも使える場面がありそう」など、具体的な利用シーンをイメージしながら関心のある様子で空を見上げていた。
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