統一地方選港北区 みんなの党が躍進 嶋村氏(自民)は県議選最多得票
今月10日、即日投開票された第17回統一地方選挙前半戦。神奈川県議会選、横浜市議会選も行われ、港北区選挙区では、県議・市議選合わせて18人が立候補した。東日本大震災の影響を受け、自粛ムード漂う異例の選挙戦のなか、県議選は現職2人・新人2人が、市議選は現職7人・新人1人が議席を獲得した。両選挙ともみんなの党の躍進が際立った。
県議会選
5人で4議席を奪い合った県議選。不出馬となった木内博氏(市民の党)、青葉区市議選に転身した行田朝仁氏(公明党)が前回選挙で獲得した約4万票の行方に注目が集まっていた。
県内最多の3万9571票を獲得し、トップ当選した現職の嶋村公氏(2期・自民党)は「後援会のまとまりが良く、スタートの準備が早くできた。市議との連携もうまく図れた。新しい知事の考え方を聞き、ベストな県政の方法を探っていく」と勝因と今後の抱負を述べた。2位に躍り出たのが新人の宗像富次郎氏。全国的に党勢拡大をしたみんなの党の「旗」が追い風となった。現職の計屋珠江氏(4期・民主党)は堅調に票をまとめ当選、新人の中谷一馬氏(民主党)も滑り込んだ。大山奈々子氏(共産党)は及ばなかった。
市議会選
市議選は13人で8議席を奪い合う大混戦となった。
開票当日、23時30分の時点で6千500票を得て、頭ひとつ飛び出したのがトップ当選した新人の豊田有希氏(みんなの党)。開票が進むごとに票を伸ばし、最終的に1万8712票を獲得した。「民間から、裸一貫での挑戦を市民の方が認めてくれたのではないか。これからが本当に大変だと思う。新人1年生として、謙虚な姿勢で取り組んでいきたい」と本紙の取材に話した。川口珠江氏(2期・民主党)、佐藤祐文氏(4期・自民党)、望月康弘氏(1期・公明党)、大山正治氏(2期・民主党)、白井正子氏(1期・共産党)、畑野鎮雄氏(4期・自民党)、酒井誠氏(1期・自民党)も当選を果たした。現職の飯田助尚氏(1期・民主党)、新人の大野拓夫氏(ネットワーク横浜)、水口大助氏(無所属)、村上剛氏(無所属)、深沢利元氏(無所属)は及ばなかった。
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