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港北区版 公開:2011年5月19日 エリアトップへ

港北区長に就任した 小川 浩之さん 戸塚区在住 57歳

公開:2011年5月19日

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区民が区を動かして行く

 ○…今月1日に就任したばかり。現在は職員や関係者の話を聞きながら港北区の情報を多角的に入手しているところだ。市内最大の人口を擁し、東横線、JRなど公共交通機関が発達した高い利便性を誇る街…。こうした特性を挙げ「ひとつの『都市』といっていいほど、大きな魅力を持っている」と現状認識を語る。

 ○…34年前、大学卒業後横浜市に入庁した。「工学部だったので、別の道もあり得た。ただ、市内で生まれ育ったことから、公務員になるなら横浜市と決めていた」。港湾病院(現・みなと赤十字病院)庶務係がスタート。以後主に病院・人事関係の課で実績を積んだ。忘れられない仕事となったのが、市立大学浦舟病院(現・ 市民総合医療センター)の再整備。建物の再建築から臓器別診療の導入など、整備担当課長として、新病院の立ち上げに一から十まで携わった。「それまでは『管理』が主な仕事だったが、初めて『創造』する喜びを味わった。貴重な体験です」。柔らかな笑顔を見せる。

 ○…活発な少年時代を送った。「家の前は一面田んぼ。自然に囲まれていて。友だちと走り回ったり、野球をしたりと…、楽しかった」。家族は奥さん、お子さんが2人。休日は別行動が多いという。「車の運転が好き。早朝から日帰りで長野、静岡とドライブに行きます。自然に触れたり、温泉につかったり。ひと時頭を空っぽにできます」

 ○…この4月までは健康福祉局で、敬老パスや介護保険制度などを担当した。「2000年からの福祉局での仕事で、地域の方とお会いすることが度々あり、市民ニーズを知ることの重要性を知りました」。ここでの経験が区長職に役立つはずと話す。区役所職員の業務への高いプロ意識を評価しながら強調したのは「しかし、区の問題は実は区民が一番ご存知なんです。区民が区を動かしていく。私たちはそれを全力でサポートしていきます」。運営方針を明確に語った。
 

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