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港北区版 公開:2012年8月16日 エリアトップへ

県理容生活衛生同業組合の港北支部長に就任した 松橋 豊さん 川崎市幸区在住 49歳

公開:2012年8月16日

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「人のために」が基本

 ○…港北・都筑区の理容店74店舗が加盟する港北理容組合の支部長に先ごろ、就任した。「経験ある年輩者と若者のエネルギーをつなげる”接着剤”の役割を果たしたい」と熱意を込めて語る。最盛期には約130店舗が加入していた支部の再活性化に力を尽くす方針だ。

 ○…組合が特に力を入れるのが、顧客に安心・安全を提供するための衛生面の強化。加えてホームページをリニューアルするなど、営業支援もバックアップする。「お互いに助け合い、カバーし合うことを基本理念としています」。同時に未来の理容師育成のため、区内の中学校に出向き、教室でカットを体験学習してもらう地道な活動も続けている。「いろいろな形で業界全体を盛り上げていきたい」と気を引き締める。

 ○…祖父が理容師だった。一旦は自動車会社に就職するが、21歳から今の道を歩み始める。「背中を見ていたんでしょうか。知らぬ間に影響を受けていたみたいです」。理容学校卒業後、川崎市の理容店店主と運命的な出会いをする。「10年間修行を積みました。口癖は『人のために頑張れ』という親方です。今も師弟関係が続いています」。男気あふれる人で、ただ仕事をこなすのでなく、助け合い、人の縁を大切にする原点を教わったと振り返る。独立して20年が経つ現在もその教えが自らの行動の基本となっているという。

 ○…大規模災害が発生したとき、組合加入店の相互扶助を目的とした「危機管理対策」も立ち上がっている。川崎市の幸支部と連携が取れる仕組みづくりも着々と進めている。仕事に打ち込む一方、社会人となった娘二人、一緒に店に立つ妻と仕事が終わった後、夜の散歩を楽しむ家庭人でもある。こうした優れたバランス感覚が組合の舵取りにも生かされている。「皆と協力をしながら、これまで以上に地域の方々に愛される理容店を形づくっていきたい」と笑顔を見せた。
 

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