鶴見川舟運復活プロジェクト 新羽小児童と乗船体験 河川の歴史も伝える
鶴見川に舟を浮かべる活動をする「鶴見川舟運(しゅううん)復活プロジェクト」(長谷川武明会長)が先ごろ、手づくりで再現した舟を浮かべ、新羽小学校の児童らと乗船体験を行った。
鶴見川がかつて「舟運」と呼ばれ、舟で様々なものを運搬する大動脈であったことを伝えていく活動を、新羽小の「土曜塾」という課外授業の中で行ったもの。当日は同プロジェクトのメンバーのほか、約40人の児童らが参加。子どもたちは最初はおそるおそる舟に乗り込んでいたが、慣れると、懸命に舟を漕ぎながら乗船体験を楽しんでいた。
体験の合間には、大倉精神文化研究所の平井誠二氏が「舟運」当時の生活の様子などを子どもたちに話していた。同プロジェクトの長谷川会長は「こうした体験を通じて、今後も子どもたちに鶴見川の伝統文化を伝えていきたい」と話していた。
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