港北区版 掲載号:2017年9月28日号 エリアトップへ

県内初「健康経営拠点」を運営するバイオコミュニケーションズ(株) ソリューション事業部部長 大重 由津子さん 横浜市緑区在住 

掲載号:2017年9月28日号

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型にはめられるのが嫌だった

 ○…9月に新横浜に開所した、横浜市が推奨する「健康経営」の県内初拠点の運営会社で本事業を推進してきた。横浜市から、委託事業として応募の打診が来たとき「ちょうど会社でも中小企業の従業員のストレスチェック実施サポート事業などを強化していこうとしていて。その取組みと重なる部分もありすぐに『応募します!』と手を挙げました」。柔和な語り口の中に強い意志がにじむ。

 ○…東京都世田谷生まれ。小学生の頃から親しんだのは釣り。「従弟の男の子と一緒に釣りによく行った。あまり女の子らしくはなかったですね」。高校時代は、生徒会活動に没頭。制服廃止運動を行うなど、型にはめられるのが嫌いな子どもだったという。大学は、東京医科歯科大学医学部付属衛生検査技師学校(現医学部保健衛生学科)に進学。2年間で臨床検査技師の資格をとるため、朝8時半〜夜10時まで学校にいることも少なくなかった。ただあまりに忙しかった大学生活に悔いも。卒業後「一般教養などの課程をもっと勉強したくて」と、家族の反対もあった中で意思を貫き、千葉大学理学部に再入学した。

 ○…臨床検査センター研究室で働いたのち、職場で知り合った夫とともに独立、1985年バイオコミュニケーションズ(株)を設立した。当時は、予防医療が注目され始めた時代。大手商社との業務提携も取り付け、現在も販売している「健康管理システム」を主力商品として売り出した。最初は順調とは言えなかったが、大手企業のシステムを請け負うなど徐々に売れ始め、現在は、健診のデータ入力などアウトソーシングにも業務を拡大。平成19年には新横浜に会社を移転した。

 ○…プライベートはずっと犬のいる生活。夫婦の趣味である渓流づりも大好き。「でも、引退したら、犬と釣りだけではすぐ飽きてしまうんだろうな…」という呟きにまだまだ尽きないエネルギーを垣間見た。

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