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横浜アリーナ AIキャラが周辺案内 地元企業・専門校と共同開発

経済

掲載号:2018年6月14日号

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蟻十あんずちゃん
蟻十あんずちゃん

 株式会社横浜アリーナは、学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校と株式会社イージェーワークスと協働し、電子看板型AI、通称「インフォロイド」を開発した。キャラクター「蟻十(ありとう)あんずちゃん」を通じて同施設内や周辺の情報を発信する。

 今回開発したAIは、等身大の大型ディスプレイに「座席を教えて」「終電は何時」「周辺の居酒屋は」などと話しかけると、あんずちゃんを通して答えてくれるシステム。現在、横浜アリーナ2階西ロビーに設置。今後は来場者の声をデータとして蓄積し、返答情報を追加していく方針だ。

 同施設では、イベント開催時、新横浜駅周辺のみならず関内や町田方面の宿泊施設を利用する来場者が多い。そうした情報を踏まえ、新たな情報配信サービスを検討していたところ、WEBサイト制作などを行う株式会社イージェーワークスから提案されたのが、インフォロイドの設置だった。そこで両社と横浜デジタルアーツ専門学校は産学協定を締結し、製作開始。イージェーワークスは情報収集・分析システム、同専門学校はその情報を3D化して表示するシステムを担当した。地元でタッグを組むことで、それぞれが地域貢献の役割も果たしている。

ゲーム科生徒が奮闘

 当時、同専門学校のゲーム科に在籍していた生徒らが同プロジェクトに参加。会話する際にどのような動きや表情をさせるのか、その一挙手一投足をプログラミングする役割を担った。まだ学習していない範囲の知識を自分たちで増やしつつ、各企業と打合せを重ねながら、1年かけて製作を進めて行った。実際に携わった生徒は卒業しているため、今年度は現ゲーム科の2年生(=写真、右上から時計回りに宇賀地泰誠さん、大内英揮さん、川口葵さん、梶谷京平さん、宮原孝幸さん=)が引き継ぎ、更なる改善に臨む。「あんずちゃんの父親になって、一人の女の子を大切に育てて行きます」と意気込みを語った。

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