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港北区版 公開:2019年6月13日 エリアトップへ

小学4年生時に脚本を手がけ12年、6月23日の上映会でスピーチする 加藤 光さん 大倉山在住 22歳

公開:2019年6月13日

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自信を胸に世界を広げる

 ○…小学4年生の時に初めて脚本を書いた映画「おじさん公園のひみつ」が「第9回港北ふるさと映像祭」で再び上映される。夕方5時になると動き出すという噂があった公園の銅像を題材に、冒険や成長の物語に仕上げた作品で見事グランプリに。「あれから10年以上。記憶があっているかな」と上映会のスピーチの準備を進めている。

 ○…「もっと積極的になって」と母親からよく言われていた幼少期。物語を作ることや、絵を描くことなど「創り出すこと」が好きだった少年は脚本作りに挑んだ。自分が書いた脚本でテレビで見たことのある俳優が演じ、大スクリーンで流れる――。「夢かと思った」この瞬間がターニングポイントになり、「認められた気がして自信につながった」。人前で話すことも、今では「大得意」と笑顔を見せる。

 ○…「もっと世界を広げたい」と高校2年生の時には留学でタイへ。全くできなかったタイ語は、主に、出会った人たちと身振り手振りのコミュニケーションを重ねる中で上達させていった。現地では「進撃の巨人」「黒子のバスケ」などの日本のアニメが大流行していた頃。「日本文化を深く理解してもらいたい」。自身も大好きだったことから、現地の子どもたちに絵に描いてあげるととても喜ばれた。「モテモテだったかな」と冗談交じりに当時を懐かしむ。

 ○…大学生になり、ボランティアで留学生のサポート活動を行っている。話をしたり、ご飯を食べたりと、友達の輪が世界に広がっていく楽しさを感じているそう。「次はヨーロッパに行ってみたい」まだまだ世界が広がりそうだ。最近は絵を50枚描いて作るアニメーションづくりに熱中。絵や物語の創作は、世界を広げてくれる趣味としてこれからも続けていくつもりだ。

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