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港北ふるさとTV 飯田家の屋根葺き映像化 初の写真集も制作

文化

掲載号:2020年4月23日号

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 港北ふるさとテレビ局(伊藤幸晴代表)は、昨年約20年ぶりに行われた飯田家住宅(綱島台/内部非公開)の屋根葺き替えの様子を映像化、同時に初の写真集も完成させた。映像はDVD化、希望者は購入も可能。

貴重な文化を映像に

 同テレビ局は、これまで「続・綱島温泉物語」など”ふるさと港北”の後世に残しておきたい貴重な文化遺産などを多数映像化してきた。「茅葺屋根の家は、区内にもう数件しかない。また葺き替え作業は、20年に一度ほどなので貴重な機会。チャンスがあればぜひ記録に残しておきたかった」と伊藤さん。

 撮影の舞台となった、古民家「飯田家住宅」は、築およそ130年。横浜市指定有形文化財にもなっている。葺き替えが行われた昨年の1〜3月、2〜3日おきに現場を訪れ、延べ100時間以上撮影。35分の映像作品に仕上げた。

4Kカメラの臨場感

 記録映像のためストーリーはないが、4Kカメラで撮影し、より臨場感の感じられる作品とした。また、屋根の葺き替え作業は、5メートルの撮影用の竿に小型カメラを取り付け、空撮のような俯瞰映像を撮った。「住宅地のためドローンを使うのが難しかったため、工夫しました」。ザクザクとカヤを切る音とともに「自分も職人の横にいるような疑似体験ができる映像も見どころ」と伊藤さん。

 また、「周りから心休まる風景と言って頂いており、守っていく責任感を感じる」とは当主の飯田助知さん。映像には、飯田家の庭の季節の花(梅・桃・桜・藤)、飯田さんのインタビュー等も収録。「利便性優先の生活の中で、脈々と受け継がれている文化・技術があることを心に留めてもらえれば」と話す。

 なお、当初、写真集の制作は予定になかったが、飯田さんが撮影後「親戚などに見せたいので(住宅の)良い写真が何枚か欲しい」と伊藤さんに依頼したことがきっかけとなった。映像から静止画を切り出したところ、写真としても絵になる画像が多かったことから、フォトブックを作成した。周囲に見せると好評だったため「一般でも欲しい人がいるかも」と思い立ち、飯田さんから販売の許可を得、今回初めて映像とは別に写真集として商品化した。

 従来は、同団体の映像作品完成後には、港北図書館で完成上映会を行うが、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で未定。DVDは1180円、写真集は1680円で、どちらも税・送料込。購入希望者はFAX(045・563・6425)またはメール(mail@kohoku-furusato-tv.org)で伊藤さんへ。返信された申込書に記入し送付、申込書記載の口座に入金確認後、郵送してくれる。問い合わせもFAXかメールで。

QRコードからも観られる
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YouTubeで公開されているPR動画の一部
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伊藤代表(左)と飯田家当主の飯田助知さん
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映像のDVD(左)と写真集
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