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「コロナに負けない港北へ」 栗田区長 区政を語る

政治

掲載号:2021年1月7日号

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インタビューに答える栗田区長
インタビューに答える栗田区長

 本紙では令和3年の年頭企画として、栗田るみ港北区長に新春インタビューを行った。栗田区長は、新型コロナウイルス感染症の流行で様々な様式が変わった昨年を振り返るとともに、引き続き感染防止対策に全力を尽くし、区民の安全や生活を守る決意を語った。(聞き手/本紙・木曽祐司※取材は昨年12月)

 ──2020年 の振り返りをお願いします。

 「新型コロナウイルス感染症の流行により、緊急事態宣言に伴う自粛や感染拡大防止のための新しい生活様式の導入など、日々の暮らしが大きく変化した1年でした。医療従事者の皆様のご尽力、そして区民の皆様の感染拡大防止へのご努力に、改めて感謝申し上げます。

 区の業務では、コロナ対応で福祉保健センターの保健所機能がひっ迫した状態となったため、区役所全体で支える応援体制を敷き、今も必死に取り組んでいます。

 また、コロナ禍でも安全に区民の皆様に楽しんでいただく取組みにチャレンジしました」

支え合い大切に

 ──「ふるさと港北ふれあいまつり」なども形を変えました。

 「毎年開催している『ふるさと港北ふれあいまつり』はオンラインで実施しました。コアデイでは横浜アリーナから生配信を行い、商店街の魅力紹介や、横浜アリーナのメインホールで行われた区内中学校5校による吹奏楽部交流会の映像視聴など大いに盛り上がりました。

 また、夏休みには、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科と連携して、実施が難しくなっていたラジオ体操をオンラインで行いました。子どもたちの笑顔に、私も元気をもらいました。

 自治会町内会活動を継続するためのICT導入も支援しました。商店街振興にもデジタルを活用し、ハッシュタグキャンペーンとモバイルスタンプラリーで豪華賞品が当たるお買い物イベント『ちょいより散歩』を、区内11商店街が共同で開催しました。

 これらは、区民の皆様、事業者や関係者の皆様のご協力があったからこそ実現できたものばかりです。港北区に根付く支え合いの文化を、今後も大切にしていきたいと思います。

 そして特に心に残っているのは、個人、事業者の皆様からマスクなど多くの寄附がよせられたことです。緊張感が続く中での善意に、私も目頭が熱くなりました。本当にありがとうございました」

全力で区民の安全守る

 ──今後の新型コロナへの対応については。

 「今後も区役所の総力を挙げて保健所機能を支え、区民の皆様の安全と生活を守るため全力で取り組みます。

 各事業もしっかりと感染症対策を講じて実施します。例えば、災害時の避難所について、昨年度は、コロナ禍での避難所運営に備え、区内企業と災害発生時に活用する段ボール製品の調達に関する協定を締結しました。また、濃厚接触者等が避難する『専用避難場所』を確保する仕組みを整備しました。今年度は、防災アプリに避難所の混雑状況が分かる機能を追加するほか、避難所にパーテーションや翻訳機等を配備し、あらゆる避難者に配慮した資機材の充実強化を図ります。

 コロナ禍では、人と人との繋がりがますます重要になると思います。こどもから大人まで楽しめる『ふるさと港北ふれあいまつり』は、区内関係各所とタッグを組み、工夫を凝らした企画により、さらに魅力的な形で提供したいと考えています。楽しみにしていてください」

 ──港北区長として、今年の区政運営における重点事項についてお聞かせください。

 「まずは、感染症対策、災害対策に引き続きしっかりと取り組み、安心・安全のまちづくりを推進します。

 子育て支援では、短時間のタイムリーな預かりができる『ひと時預かり』を、昨年度から実施しています。コロナ禍でも利用率が伸びてご好評いただいているので、さらに多くの方にご利用いただけるよう、今年は手続きの簡素化や利用枠の拡充を進めます。

 安心して子育てができ、地域とつながりがもてるように、オンラインを活用した交流の場の開催や、消毒物品の提供等の活動サポートを強化します。ほかにも、樽町地域ケアプラザ綱島の分室であるつなしま交流室を活用し、高齢者や子ども、子育て世代、地域の人たちの顔の見えるコミュニティづくりを行うなど、多世代交流を促進します。

 区役所の窓口体制も改善します。デジタル化推進の一環で、多くの方にマイナンバーカードの申請をいただいていますが、受け取りの予約が取りにくい状況にあり、区民の皆様にご迷惑をおかけしていました。速やかにお渡しできるよう窓口を増設し、体制を強化します。また、昨年策定した『第二次港北区読書活動推進目標』に基づいて読書活動をさらに推進し、区民の皆様が本に親しむ機会を創出していきます」

ひっとプラン、今夏策定

 ──第4期ひっとプラン港北の策定時期は。

 「港北区は、『誰もが安心して健やかに暮らせるまち 港北』をめざし、港北区地域福祉保健計画『ひっとプラン港北』を推進しています。現在、第4期計画(令和3〜7年度)を策定中で、夏ごろの完成を目指しています。アフターコロナを見据えた今後の地域活動のあり方について、地域の皆様や関係機関が話し合う計画策定のプロセスを大切に進めていきたいと考えています」

 ──港北公会堂が4月1日に開館を再開します。

 「天井脱落防止等の改修工事中のため公会堂が使用できなくなり、皆様にご不便をおかけしました。講堂、控室、トイレが改修されたほか、LED化により一層明るい公会堂に生まれ変わります。地域の文化芸術活動等に大いに活用されることを期待しています」

 ──最後に、区民へのメッセージをお願いします。

 「最後になりましたが、区民の皆様の安心・安全をお守りするため、区役所職員一同、精一杯力を尽くしてまいります。手洗い、マスクの着用、3つの密を避けるなどの『新しい生活様式』をしっかり定着させたうえで、安全に社会・経済活動を進め、コロナに負けない元気な港北区をつくっていきましょう。今年もどうぞよろしくお願いいたします」

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