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港北区版 公開:2021年4月15日 エリアトップへ

環境活動賞 IT技術で省エネ社会を 区内企業が実践賞に

社会

公開:2021年4月15日

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省エネ社会実現への思いを語る明道代表(左)と梅津GM
省エネ社会実現への思いを語る明道代表(左)と梅津GM

 第28回横浜環境活動賞の受賞者が先月発表され、株式会社エナ・ストーン(新横浜/明道保衛代表取締役)が企業の部・実践賞を受賞した。省エネ社会実現のための、情報通信技術を活用した電力管理システムの開発・普及に尽力する同社。明道代表は「表彰を受けたことは光栄。今後も、ITの力で便利でエコな社会を目指したい」と話す。

 同賞は、地域で様々な環境活動を積極的に行っている団体を表彰するもの。今年度は4部門で15団体が受賞。同社は、企業の部で大賞に次ぐ実践賞となり、区内から唯一の選出となった。

 昨年3月、3年かけて完成させたエネルギーマネジメントシステム(EMS)は、自動で太陽光発電や蓄電池、電力機器を制御し、電力利用の最適化を図るもの。実際に同社のデータによると、EMSの導入で15〜30%の電力消費を抑えられるという。「例えばエアコンなら、こまめに消すよりつけっ放しの方が効率的なケースもある。それらをシステムが自動で判断してくれる」と同社GMの梅津直貴さんは効果を口にする。

 重要視するのが”エコを頑張らないこと”。「無理してエアコンを控えたりするのは真に持続可能とは言えない。利用者が楽に省エネを実現できるよう、代わりに努力するのが我々の仕事」と明道代表は話す。

 東日本大震災での原発事故や電力の自由化などを機に大きく変化した日本のエネルギー事情。現在は、安定して効率的な電力供給のため、地域で発電し消費する”電力の地産地消”という新たなエネルギー社会の構築に取り組む。また、地元大学との連携で、未来を担う後進の育成にも尽力。明道代表は「楽して便利でエコが当たり前。ITの力でそんな社会を実現したい」と力を込めた。
 

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