港北区 社会
公開日:2022.03.17
車両火災、想定し訓練
港北消防署と東急バス
港北消防署と東急バス株式会社は3月5日、春の火災予防運動に合わせた合同訓練を東急バスの新羽営業所で実施した。
訓練では、乗客を乗せた運行中のバスがジャックされ、トラックと衝突し車両火災が発生したことを想定。
東急バス職員は乗客の避難誘導、119番通報を行い、初期消火を実施。その後、到着した消防隊がトラックに閉じ込められた要救護者を救出し、激しさを増す火災に放水を行う、という一連の動きを確認した。
訓練後、吉田崇港北消防署長は「バスは交通機関としてなくてはならない一方、出入口が限られ一度事故が起こると人命の危険もある。万一の際はまず人命被害の防止に努め、迅速に通報、初期消火を」と語っていた。また同営業所の伊地知政美副所長は「訓練をしないと実際の要領は分からないので、ありがたい。社員で情報共有していければ」と話していた。
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