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横浜F・マリノス 人命救助の輪を広げる 日体大と連携

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掲載号:2022年6月2日号

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「3番」のビブスを着用した学生ら©F.M.S.C.
「3番」のビブスを着用した学生ら©F.M.S.C.

 一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(新横浜)はこのほど、AED・心肺蘇生法啓発活動「♯命つなぐアクション」の推進のため、日本体育大学保健医療学部(青葉区)と連携を結んだ。試合での救護活動のやホームタウンでの講習会を合同で実施していく方針だ。

 「♯命つなぐアクション」は2019年に始まった活動。11年8月4日に、クラブのレジェンド・松田直樹さんが急性心筋梗塞で逝去したことを受け、AEDの使い方など、人命救助のための正しい知識を広めることを目指している。

「3番」に想い込め

 昨年末に、地域連携本部ホームタウン/広報担当の牧野内隆さんが、チームドクターを通じて同大に打診したのがきっかけ。別のクラブが地元の大学と連携し、試合中に学生がAEDを持った救護スタッフとして活躍していたことを知り「アクションをさらに加速させるためにも、うちでも似たような取り組みがしたい」と声をかけた。同大の准教授で救急救命士の鈴木健介さんは「松田さんという存在もあり、クラブの活動にかける本気度や熱量が伝わった。また名門クラブで多くのファンも訪れる現場は、学生にとってもまたとない経験になる」と連携に至った経緯を振り返る。

 今回のプロジェクトの中心となるのは、▼同大による公式戦での救護活動のサポート▼ホームタウン内でのAED・心肺蘇生法の講習会の2つ。

 前者は、ホーム日産スタジアムでのリーグ戦で、学生や救急救命士の資格を持つ教職員らが救護活動を実施。国内最大級の広さを誇る同スタジアムで、今まで以上に来場者が安心して観戦できる体制づくりに努める。「有事の際の動線なども事前に確認し、どこでも3分以内で駆け付けられる配置を考えた」と鈴木さん。また、「ファンの目につくことで、AEDや心肺蘇生法について関心を高めてもらえれば」(牧野内さん)と、活動中は松田さんの背番号である「3番」の入った赤いビブスを着用する。初の実施となった5月7日の試合では、学生の持つAEDに疑問を持った子どもに親が説明する一幕もあったという。牧野内さんは「関心を持ってもらうのはもちろん、松田さんというレジェンドの存在を語り継いでいくこともクラブの使命」と3番に込めた思いを語る。

 後者は、音楽を使った心肺蘇生法の指導など、講習会の経験が豊富な鈴木さんが監修。F・マリノスのスクールやサッカー大会などで講習会を実施していく予定だ。「胸骨圧迫は2分間一定のリズムで継続することが大切。例えばスタジアムのファンで一斉にチャレンジする企画など、楽しみながら正しい知識を学べる仕掛けを今後も考えていきたい」と鈴木さん。牧野内さんも「正しい知識があれば、有事の際に勇気ある行動につながるはず。F・マリノスを通じて、人命救助の輪を広めていきたい」と連携への期待を口にした。

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