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公開日:2023.01.12

産学連携でポスター制作
岩崎学園と横浜GRITS

  • デザインしたポスターを掲げる横山さん

 学校法人岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校(三辻訓校長)の総合デザイン科2年、横山遥希さんのデザインが、新横浜をホームとするプロアイスホッケーチーム、横浜GRITSのオフィシャルポスターに選出された。横山さんは「驚いたけど、時間をかけて制作したから良かった」と微笑む。

 同学園と横浜GRITSは産学連携の一環として、これまで、学生による同チームの公式グッズのデザインや、試合観戦の来場者へのボディペイントの実施、同学園の保育園の親子を対象としたアイスホッケー教室などをしてきた。今回はチームのオフィシャルポスターを制作。同校有志学生により9作品の応募があり、同チームによって選出された。ポスターは昨年12月12日から新横浜駅周辺や公共施設などで掲出されている。

チームの魅力をデザイン

 横山さんがポスター制作を知ったのは10月初めで、そこから1カ月かけて仕上げた。「氷上の格闘技」を知らなかったため、制作を始める前にルールを調べ、YouTubeで試合動画を観て競技を目に焼きつけた。

 ポスターはチームカラーの青をベースにしているが「ただ背景を青の単色にするだけだと寂しい」と横山さんは思い、写真のトーンを青くした選手の勇姿を背景に取り入れ、より迫力のあるデザインにした。「快進撃を見せつけろ。」というキャッチコピーには、3年目のチームであるため「これから伸びていく。どんどん勝ち進んでいく」と意味が込められている。「アイスホッケーはぶつかり合いが激しく勢いのあるスポーツ。デザインでどう表すか大変だったけど、氷が削れるイメージを表現した」と振り返る。文字やロゴ、写真の位置などにも試行錯誤を重ねた。元々スポーツチームのデザインに興味があった横山さんは「このポスターを通して少しでも多くの方にアイスホッケーや横浜GRITSの魅力が伝われば嬉しい」と希望を抱く。

 同チームの臼井亮人代表取締役は「多くの学生から関心を持っていただき嬉しく思う。どの作品も自分たちでは表現できないものばかり」とする。「夢と生きる活力に満ちた社会を創る」が理念の同チーム。「ポスターによりアイスホッケーを知ってもらい、横浜にチームがあることを知る人を増やしたい」と期待を膨らませる。

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